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コラム2009年4月-2

気心の“気”と医療について- 気とは何だろう?
気はあると思いますか,無いと思いますか - ④

平成21年4月1日

福岡大学名誉教授 前医学部歯科口腔外科教授
博愛病院 非常勤勤務   都 温彦

しい新鮮な気が自分の中に吹き込まれると自分の淀んだ気が洗われ、爽やかな気分になります。私たちは生き生きとした新鮮な気を日々、改めて持ち続けて、元気に生きる生活が必要です。患者さんの気は表情に最もよく現されます。

間の環境や習慣、行動、健康などは急に変わるものではありません。しかし大きな気に触れ、もつことは出来ます。新鮮な生き生きとした気は自然や人、動物、植物から与えられますが、自分の心身面の健康からも湧いてきます。清潔、衛生的習慣、よく咀嚼して食べる食事、睡眠もそうです。

の中や家庭の色々なこと、人間関係、病気のことなどで、気が乱れたり、気が苛立ったり、気が動揺したり、騒いだり、集中しない時には、先ず気を静め、冷静になって気持ちの整理を行い、考えることをしようとします。

こで気持ちを静め気持ちの整理をするために、くよくよした小さな気を大きな気に置き換えることです。それには大きな気に触れることだと思います。深呼吸や山の霊気、自然との対話そして価値ある書物や絵画、音楽などの文化、芸術や美の鑑賞、運動、志や希望、創造的知的思考、大きな心と哲学に接することによって与えられる浩然の気であると思います。(浩然の気:心が広くゆったりとしているさま)茶の湯の会席も浩然の気を養う場であると思います。これらはみんな世間的ではない人間技を超えた高い境地から発する気心だと思います。

間の過度な疲労や悩み、権力闘争、経済的・社会的不安などは気を小さくします。人間には、やられるとやり返そうとする気性、やるとやり返されるというところがあります。これが良い方向に働くと良いのですが、悪い方に働くと破滅的になります。また不安、うつ、長期のこだわり、不満、怒り、寂しさ、病などの気に縛られると、生きる世界が狭くなり、心身が不健康になります。そうすると気が滅入り、気力が失われます。大きな気をもらい、養って少しでも元気を作ることが大事だと思います。

分転換することによって小さな気の世界を大きな気へと変える努力も大切です。人間関係は自分の小さな気心でなく大きな気心で接すると穏やかな関係が作られると、自分の経験から思っています。自分の小さな気心は大きな気で無視しましょう。しかし他人の小さな気心は無視しないで大きな気心をもって接しましょう。

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