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コラム2009年4月-1

新しく博愛病院に就職されたみなさん

平成21年4月1日

博愛病院 院長   山崎 剛

生のスタートを介護施設でスタートされた皆様に心から感謝申し上げます。不安と期待がうずまくスタートだと思います。

愛病院の仕事は簡単に言えば「人生の最終を支える」事です。「人生の最終を支える」となれば、我々はどんな事をしなければならないかがわかります。皆様には理念や倫理に基づく支援をお願いしたいのです。

 ⇒理念『和顔愛語』

愛病院のケアの現場は、人が生きていく根源に関わり、尊厳を支える現場です。それは又、入院されている方の尊厳や権利を侵害しやすい場でもあります。看護・介護にたずさわる一人一人が自ずからのself esteem(自尊心・自負心)を高め、高齢者が「生活の主人公」になれるための支援をお願いします。支援者は支援と支配が違う事を認識して、利用者に「私達はどういった選択が可能なのか」を理解できるように助けてほしい。認知症の人、寝たきりの人を「個」として見つめ支えられるケア、ただ「生かされている」から「生きる意味がある価値ある存在」と考え、どんな状況にあっても生きて良いのだ!生きている事に価値と意味を感じる(=尊厳)ことができる。そんな職員になっていただきたい。権利の保障、行使、実現の支援で権利侵害からの救済、保護をお願いし、かりにも権利侵害者にならないようにお願いします。

心のない知識は入院されている患者さんの魂を滅ぼします。笑顔を作り、やさしい言葉かけをするのは「あなたの瞳」と「口」です。介護現場でやりとげる心の強さは皆様の意思の力です。しかし、目的や心が濁っていくと、目は「イワシの目」になり口はやがて「愚痴」になり、意志はやがて「意地」になってしまい、チームプレーとはほど遠いものになってしまいます。良い事をしようと介護や看護にたずさわれてきた「徳」は「与える」という「…してあげたのに」と施しのような心に変わると「徳」はやがて、人を傷つける「毒」になってしまいます。自分自身のケアの根拠、関わり方の基本姿勢を理解して自信と誇りが持てるようにお願いします。

く者として他職種チームとして組織は作られています。チームプレーが非常に大切になります。職員によってちがうアプローチをした場合、認知症でなくても人は混乱します。情報を得ずしてチームケアとは言えません。目を通さなければならない物には必ず目を通し、自己責任が取れる様にお願いします。

お互いが人の温かさを感じあいながら、入院されている人が尊厳を持ってその人らしく、安心安全に暮らしていけるよう頑張りましょう。いろいろな職種の人が各々の立場で把握している情報を一つに集めて、問題解決のための方向性を定め、チームワークによってその問題を解決していく人間になりましょう。

我々は生きています。今しか出来ない事がいっぱいあります。日々の生活を通して、自分の事を大切に考え頑張る中で、又、他の人の事を大切に考えられる人間になってもらいたい。春夏秋冬と木々の年輪が育つように、心の年輪(=惻隠の情)を大切に育てましょう。日本人としての「道徳」を学び、自分の力で進める人間になっていきましょう。

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