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コラム2007年12月

『一年を振り返って』

平成19年12月1日

博愛病院 院長   山崎 剛

成19年の新年は「介護型療養病床全廃」でスタートした。介護型療養病床は11年前、弟世紀君と特別許可外病院から脱出し、全力を傾けて取り組んだ結果、設立にこぎつけました。当時、博愛病院は“病気や障害を持たれた老人の生活の安定と生き甲斐を高める物心両面から国の老人対策を検討して”設立しました。又、私の夢をかなうべく、老人問題は単に介護保険的発想だけで解決せず、地域福祉的発想を久留米市の地に築くため、12年前からの恋が実って平成18年桜花台園を設立しました。「介護型療養病床全廃」は民主主義国家の基本ルールを壊したと考えています。国家的利己心のため、生活の基盤であり、夢の基盤が大きく奪い取られてしまった年でスタートしました。苦しいし、今も苦しい。ただ私の考えた道を必要とする社会である事だけは確かだし、乗り切れない事はないと考えています。

1月3日は「一つの心」と書初めをし、サミエル・ウルマンの詩「青春」を何十回をなく読み、心に刻み込んだものでした。3月15日は認知症勉強会が院内でスタートし、職員の皆様と月1回“人間として大切なもの”を学んでいける喜びに感謝しました。

3月26日は石川県能登で大地震があり、いとこと連絡が取れずいたたまれない気持ちで1日を過ごしました。私は能登の飯田で生まれました。ふるさとはいつも心の中にあり、暖かく、優しく、すべてを懐かしく恋しく思い出します。

4月24日は結婚して初めて妻と二人で「日野皓正クインテット」を聞きに行き、感動を受けて帰ってきました。「青春のもどらぬページが老いのページに存在する」と心でそっと妻の手をとって帰ってきました。家族でそろって出かける事もなければ、まして二人で出掛ける事などない生活です。「妻の幸福」をそろそろ考えながら、生活していく事を考えています。

5月17日は唐孔雀園の創立30周年を祝いました。「両親は時代に沿った社会福祉施設を作ったなぁ」と思いました。“今の時代にあった、社会福祉施設がどうあるべきか”私の課題です。世の中変わっても、“本当のものは存在する”と考えています。時代が変わっても変わる事のない“本物”と出会い“縁”が結べれば良いと考えています。5月22日は久留米市老人クラブ連合会で講演し、老人パワーに感動して帰ってきました。5月25日は明星中学校に行かせてもらい、「これからの社会人になっていく中学生に望む事」のテーマで、ドロシー博士の First things first (いちばん大切なこと)を紹介しました。校訓の「自立」「共生」「創造」の大切さを話させていただきました。暑い夏は庭づくりを楽しみました。梅の木を囲んでハートを作り、「心」という字を入れ、太陽をイメージしてサークルを作りました。太陽は職員そのものです。

8月22日緊急入院、緊急手術で皆様にご迷惑をお掛けしました。同時に病院を守っていただき、ありがとうございました。久留米大学佐田消化器内科、光山准教授のお世話を頂き、感謝しても感謝しすぎることはありません。ありがとうございました。岳先生ありがとうございました。入院中、本を十冊程度読み、その中でも「廃用身」「なぜ働くのか」そしてパッチ・アダムスの「ケアすること愛する事」が心に残りました。又、詩も37程作りました。

9月は筑後の生んだ画家松本英一郎展を石橋美術館に見に行き、そこで偶然にも角先生のおじい様の坂宗一先生の画に出会い、感動しました。

10月31日は桜花台園の1周年を祝いました。ここには時代背景を考え、私の夢がつまっています。地域福祉の基礎となる様、育ってくれればと考えています。

11月8日~13日妻が研修に出掛け、男だけの生活でした。ばらばらの人間がよくまとまったと感心しました。11月18日は晃治君とお墓参りに行き、甘木歴史資料館に私の大好きな高島野十郎展を見に行きました。晃治君とお蕎麦を食べて、心もお腹も満足でした。11月24日長男博君の結婚式。「愛し合い」「信じあい」「許しあい」人生を大切に生きて欲しい。職員の皆様、お祝いありがとうございました。今後二人の事をよろしくお願いします。

“陽転思考”の私です。生きる選択を誤らなければ、良いと考えています。みなさん1年間ありがとう。“人生は冒険だ!”理想を失う事なく2008年 平成20年 情熱を傾けて生きよう!

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